Bismのレギュレーターセットのオーバーホールをしていきました。
セット内容はBismのファーストステージとセカンドステージ、Bismのオクトパス、apeksの単ゲージですね。
今回交換パーツの費用はパーツの保証期間内でしたので¥1,360(税込)となりました。
まずはすべてのパーツを分解しつつホースの状況をチェックしていきます。
BCDの中圧ホースやドライホースにはバルブコアが入っていますのでこれも抜き取ります。
お次はセカンドステージとオクトパスの分解
ここは分解する前にネジ山の高さ覚えておきます。吸い心地変わっちゃいますので。
今回はオクトパスもほぼ同じつくりなので、同じように分解します。
最後はファーストステージの分解です。
すべての分解が終わりましたので、順次薬剤入りの超音波洗浄機で洗っていきます。
いっぺんに入れてしまうと汚れが落ち切らないこともあるので何回かに分けてやっていきます。
超音波後は真水で薬剤を落として消耗パーツの交換と組み立てです。
まずはゲージから。
この小さいOリング2つを交換します。
次はセカンドステージとオクトパス。
この黒いシートの交換です。
新品(画像右側)と見比べると丸い跡がついてるのがわかりますね。
このシートと各部Oリングを交換して組み立てます。
最後はファーストステージ。
Bismの場合このピストンそのものが指定交換パーツになっていますので、新しいものに変えていきます。
次にHPシャフトと言う部分に使われているOリングですが。
こちらは指定交換パーツにはなっておりませんが、大事な部分のOリングですので一緒に変えてしまいます。
すべての交換パーツの交換が終わりましたら組み立てをして最後は調整です。
エアーを通しながら中圧値が規定値になるように調節していきます。
最後は各部のエアー漏れがないかを確認して。
問題がなければ完了です。
同じような器材をお使いの方々でしたら同様の手順でオーバーホールが可能ですので、ぜひご参考になさってくださいませ。