伊豆のショップさんから、ゲストさんの器材のオーバーホールを依頼されました。
マウスピースには穴が開き、ホース2本は劣化が進んでいて、メンテ屋としては
「どうぞこのままお使いください」
とは言えない状態。
ショップのオーナーさんに電話をして状況をお話ししつつ、ダイビング屋のジレンマを熱く語り合いました。
「交換した方がいいですよ」
言葉で言うのは簡単ですが、エンドユーザーにとっても諭吉(今は渋沢さんか)が飛んでいくもの。
「まだ使えるっしょ?」
って言われちゃうことがかなり頻繁にあります。
以前も学生のサークルの子からの依頼品で、
「ホース、取り替えた方がいいよ。」
「ってゆーか、結構やばいよ」
と伝えたんですが、
「お金がないので」
と。
結局、八丈島でホースが飛んで、泣きの電話(ちょっとクレームっぽかったのが心外)がきました。
普段我々が活動できない、『水中』という過酷な環境下で行うからこそ心沸き立つダイビング。
慣れてくると、「まぁ大丈夫っしょ」っていうことが(自分も含め)増えてくるもんですわ。
でも、器材がなければ活動できないので、人間は器材に依存しています。
ぜひ信頼できる、売り上げを超えたアドバイスをしてくれるインストラクター、プロを見つけて、そのアドバイスに耳を傾けてくださいね。
